おとことおんな

 出先でぼんやりNHKを眺めてたら、佐野洋子さんのエッセイ朗読番組(?)が。
「子供の頃、母が化粧しはじめると私は側に行かずにいられなかった」(佐野洋子『ライフ・イズ・ベスト』)ではじまる散文。
あ、私もやったし、うちのムスコもみんなそそそっと寄ってきて、くだらないこと話しかけてきたりするなぁ(長男は卒業、二男、三男はまだ現役)と見てました。
と、おしまいの部分では「母が化粧をするのは何かの目的のためではなかったにちがいない。化粧は母が母自身であるために欠くべからざることだったのだ。母は化粧なしでは自分自身では居られなかったのだ」と。
まぁ、そうかもしれないしそうでないかもしれないなぁと思いつつ、
同じ化粧中に側に来る生きものでも、うちのムスコたちは決してそんなこと考えず大人になっていくんだろうなと。
さびしい・・・のかなぁ。
↑大磯吉田邸の竹林。来春再建した邸宅も公開らしいですぞ!

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