関東ふれあいの道・東京

関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)東京【7】山草のみち

関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)東京【7】山草のみち

病みあがりの山行は東京都コース最終となる【7】山草のみち。「御嶽」駅からの取り付きですでに迷ってうろついていたら、親切にも地元高齢男性に道案内していただけました。霧のなかをぐんぐん登り、風が心地よく通る惣岳山、青梅市街がちら見えできた岩茸石山、黒山と進みます。「午後から晴れ」の予報に反して怪しい空模様と、帰りのバスの時間に急かされ、早足で棒ノ折山を抜け、ぐんぐん下り、最後は気力振り絞ってのダッシュで、なんとか帰りのバスに間に合ったのでした。

続きを読む

関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)東京【6】杉の木陰のみち

東京都コースも残すところあと2本。近ごろ急激に慣れ親しんだ「武蔵五日市」駅に別れを告げ、日の出山から御岳山をめざします。日の出山山頂までは階段メイン。ゴロゴロ転がる落石に直近の日付を見つけ「こんなん落ちてきたら」とゾッとしながら歩きます。山頂では都心までは見えなかったものの西武ドームが見えました。武蔵御獄神社に詣ったあとは、杉並木をひたすら下る、下る。「御嶽」駅で生ビールをいただいてから、笑う膝を抱えながら帰路についたのでした。

続きを読む

関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)東京【5】鍾乳洞と滝のみち

涼を求めて東京【5】鍾乳洞と滝のみちへ。登山道に入る前から黒いアゲハチョウに迎えられ、ウキウキと登坂開始。岩を登ったり沢を渡ったりと結構ハードなコースと、とにかく暑いのでがっつり体力を奪われてバテバテながら、次々と現れる滝に癒されます。小天狗滝、天狗滝、綾滝と進み、「富士山が見えないのはお約束」な富士見台へ。道中2匹のマムシにビビりつつも大滝へとぐんぐん下り、大岳鍾乳洞でクールダウンしてからさらに林道を下って、1時間のバス待ちの末に参院選投票所へと急いだのでした。

続きを読む

関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)東京【4】歴史のみち

猛暑日予報のなか、東京【4】歴史のみちへ。東京都内のコースでは最短の8キロなので、ちょっとのんびりモードです。とはいえ、檜原村と自宅の往復だけでも7時間ほどかかるのでやっぱり一日がかりに。かつては「甲州古道」として人馬が往来していたという「浅間尾根」をたどって、標高903メートルの浅間嶺を超え、都内で唯一「日本の滝百選」に選ばれたという「払沢の滝」へ下るルート。下山道の途中では念願のカモシカとの遭遇を果たし、名爆で涼んだよい休日となりました。

続きを読む

関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)東京【3】富士見のみち

「陣馬高原下」バス停から先週下った道をえっちらおっちらスタート。1週間ぶりの和田峠から山道に入ると、醍醐丸、連行峰、茅丸と次々に山頂を経由する楽しい尾根道です。それぞれに巻道がついていて、うっかりすると誘惑に負けそう……。「富士見のみち」ということでそれなりに期待してきましたが、夏草が茂っているせいかほぼ眺望はなし。とはいえ、三国峠までは神奈川・東京の、その先は山梨・東京の県境を辿る尾根道を気持ちよく歩けました。

続きを読む

関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)東京【2】鳥のみち

19.4kmとこれまでで最長のロングトレイルなので、最近新設された相模原ベースに前泊。2週間ぶりの高尾山から裏高尾へ。もみじ台で「なめこ汁」、小仏城山で「城山盛かき氷」を食べて、前回の無念を晴らしました。小仏峠からはぐんぐん山道を登り、相模湖や広々とした関東平野が見下ろせる景信山に到着。ひと休みしたのちに明るい尾根道を気持ちよく進んで、陣馬山にたどり着きました。都県境の標高854.8mから望む365度の眺望は圧巻。一気に和田峠まで下り、「次回はここを上るのか」などとため息をつきながら舗装路を延々下ったのちに、「陣馬高原下」バス停から臨時バスで帰路に着いたのでした。

続きを読む

関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)東京【1】湖のみち

いよいよ東京都へ!1日3便でおなじみの「梅の木平」バス停から三沢峠へは神奈川【14】峰の薬師へのみちで下ったルートを逆行。その先は左下に湖の気配を感じつつ(見えそうで見えない)、尾根道を進みます。これまでと段違いに賑やかな道中に、「さすが大東京」なんて思いながら大洞山、大垂水峠と越えれば小仏城山の山頂に到着。なんと茶屋まである!そこから高尾山までの道は素晴らしく整備されていて、たどり着いた高尾山頂は「銀座か!?」と見紛うばかりの賑わい。「やっぱり東京は都会ずら〜」を再確認したのでした。

続きを読む